調教師転身の福永祐一は来年2月末まで騎乗、3月から1年間厩舎開業の準備進める

福永騎手は張り出された調教師免許合格者一覧の自分の名前を指さす(撮影・白石智彦)

ダービー3勝、JRA通算2613勝の名手・福永祐一騎手(46)が8日、2023年度のJRA新規調教師試験に合格した。これにより、来年2月末で騎手を引退することになる。

福永騎手は今後、騎手免許が有効な来年2月末まで騎乗を続ける予定。3月1日からは技術調教師という立場になり、厩舎開業までの1年間、どこかの厩舎に所属するなどして準備を進めることになる。今後のプランについて会見では「海外も含め、生産牧場、育成牧場などいろいろなところを見て、厩舎経営に必要な経験を積んでいきたいと考えています」と話した。