<京成杯:追い切り>
京成杯(G3、芝2000メートル、15日=中山)の追い切りが12日、美浦トレセンで行われた。マイルで2連勝中のシャンパンカラー(牡3、田中剛)は戸崎騎手を背に、美浦坂路でスピード感満点の動き。具合の良さを猛アピールした。かつて田中剛師が管理したロゴタイプはベゴニア賞勝ちをステップにG1・3勝馬へ上り詰めた。かつての看板馬の後を追い、クラシック候補に名乗りを上げられるか。
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体を大きく使った柔らかい身のこなしでシャンパンカラーはスイスイと坂路を駆け上がった。古馬3勝クラスのショウナンバービーを半馬身追走し早々に並びかける。仕掛けられるとスムーズにギアを上げ、楽に半馬身先着した。時計は4ハロン51秒2-11秒8(強め)の自己ベスト。またがった戸崎騎手は「(体に)幅が出て成長を感じましたし、動きにも力強さがありました。無理なく自然に動けていた感じだし、全体的にいい走りでした」と成長に目を細める。併せたパートナーに騎乗していた田中剛師も「無理せず走れていたし息の乱れもなかった。いい追い切りができました」と納得顔だ。
2連勝のマイルから2ハロンの距離延長は越えなければならない壁になる。ただし師は「ジョッキーもよく分かっているし、いい意味での遊ぶところもある。普段から長い距離乗っているしうまく折り合いをつけていけると思う」と不安視はしていない。「ここまで思った以上に稽古でいい走りをしてくれている。またがった感じからも新馬戦からはかなり成長している」。想像を超える成長曲線を描き続ける愛馬への信頼は絶大だ。
かつて厩舎の看板だったロゴタイプもベゴニア賞勝ち馬。千二デビューから朝日杯FSで2歳王者となり、3歳春には2000メートルの皐月賞も制した。「新馬から(素質が)ちょっと違うなと思っていました。(比較は)まだ言いたくないですが、そうなれる可能性は秘めていると思います」と師。まずは重賞タイトル獲得で偉大な先輩に1歩近づいてみせる。【井上力心】