エフフォーリア集中力保って最先着、鹿戸師「いい稽古ができた」最終追い後に栗東入り/京都記念

エフフォーリア(中央)は横山武騎手を背に美浦ウッドを3頭併せで追い切られた(撮影・丹羽敏通)

<京都記念:1週前追い切り>

エフフォーリア(牡5、鹿戸)は美浦ウッドでの3頭併せで、僚馬2頭の間を伸びた。マイネルミュトス(古馬3勝クラス)、バラジ(古馬2勝クラス)を相手に、集中力を保ったまま抜け出して最先着。

ゴール後も緩めず1角までスピードを保った。6ハロン83秒3-12秒1。前走の有馬記念5着は半年ぶりの実戦。昨年未勝利に終わった21年の年度代表馬は少しずつ調子を上げている。

鹿戸師は「いい稽古ができた。体の見た目は締まってきた感じがする。続けて使えるのはいいね」と話した。来週は最終追い後に栗東入りする予定。