最低人気サペラヴィ一時20馬身差大逃げから2着粘り込む、昨年は障害に転向も/早春S

早春S2着の逃げたサペラヴィ(右)。中央は勝ったククナ(撮影・丹羽敏通)

<早春S>◇4日=東京◇3勝クラス◇芝2400メートル◇4歳上◇出走12頭

12頭立て最低人気のサペラヴィ(牡6、南田)が大逃げから首差2着に粘り込む健闘を見せた。

昨年8月に障害競走に転向し、3戦1勝。4戦ぶりの平地戦だった。向正面で20馬身近くまで開いた後続との差が直線入り口で一気に縮まったが、最後まで勢いは衰えなかった。

石川騎手は「助手さんが『馬は良くなってるよ』と言ってくれて、返し馬の印象も良かった。一発狙って競馬をしましたが、あそこまでいったら勝ちたかったですね」と唇をかんだ。

勝ったのは3番人気ククナ(牝5、栗田)。