南井師ラストデーは7着が最高「最後まで幸せに終わることができた」感極まる

引退セレモニーで記念写真に納まる南井克巳調教師(左から2人目)(撮影・屋方直哉)

東西で5人の調教師が“ラストラン”を終えた。騎手としても名をはせた南井師は、6頭の出走で7着が最高だった。

小倉でのセレモニーで「メイショウ」の松本好雄オーナーと涙を浮かべて抱き合うなど、最後の仕事を迎えて感極まった。「15歳からこの世界に入って、55年間無事に最後を迎えることができた。最後まで幸せに終わることができてよかった。本当にありがとうございました」と頭を下げた。JRA通算446勝、重賞13勝、G1・1勝。