10番人気テーオーシリウスが逃げ切り、3連単98万円超の波乱呼ぶ/美浦S

5馬身差をつけて美浦Sを制したテーオーシリウス(撮影・柴田隆二)

<美浦S>◇2日=中山◇3勝クラス◇芝2000メートル◇4歳上◇出走12頭

10番人気テーオーシリウス(牡5、奥村豊)が逃げ切り、3連単98万円超の波乱を起こした。前半1000メートル通過1分0秒8ながら3角で後続を10馬身以上離す。直線も脚色は衰えず、2着に5馬身差をつけてオープン入りを決めた。勝ち時計は1分59秒7。

斎藤騎手は「ブリンカーを外して、道中も落ち着いて息が入りました」とたたえた。奥村豊師は「小回りが合うと思うので、その辺で探します」と次走の考えを示した。