<皐月賞:1週前追い切り>
牡馬クラシック1冠目、皐月賞(G1、芝2000メートル、16日=中山)に向けた1週前追い切りが5日、東西トレセンで行われた。デビュー2連勝で京成杯を制したソールオリエンス(牡、手塚)は、美浦ウッドでこの日1番時計タイの自己ベストを記録。心身ともに成長途上ながら、脚力を見せつけた。
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ソールオリエンスがはじけた。1馬身前のヴァーンフリート(古馬2勝クラス)に直線入り口で内から並ぶと、横山武騎手からの仕掛けに猛スピードで応えた。外めを回りながら、6ハロン80秒8はこの日の1番時計タイ。自己ベストを2秒以上更新し、ラスト1ハロンは11秒1と極上の切れ味を披露した。
ただ期待の高さの分だけ、鞍上も高水準を求める。「1週前としては動きはよかったかなと思います」と前置きし「大きく変わった部分という点ではあまりないかなという印象です。もともと完成には時間がかかるタイプかなと思っていました。今日も角馬場からまだトモが全然甘いですし、完成は秋以降になるのかなという感触です」とジャッジ。精神面に関しては「けっこう前向きに走っていましたし、メンタルの部分ではすごくいい方向で順調に進んでいると思います」と成長を実感した。
前走京成杯は4角で外に大きくふくれるも、直線半ばで悠々と抜け出した。天井知らずの脚力を制御するために、今回からリングバミを着用。手塚師は「コーナーも問題ないと思う。かなり能力は高いし期待しています」とうなずく。横山武騎手は最終追い切りにも騎乗予定。1冠目取りへ最善を尽くす。【桑原幹久】