今週の日曜京都メインは古馬長距離王決定戦、天皇賞・春(G1、芝3200メートル、30日)が行われる。
デビュー3年目の永野猛蔵騎手(20=伊藤圭)が、エンドロールとのコンビでG1初騎乗を迎える。デビュー年に29勝を挙げ、昨年は30勝。若手らしいアグレッシブな騎乗で関係者の信頼を勝ち取り、ついにあこがれの舞台にたどり着いた。「一番上の舞台で早く乗りたいと思っていたので、本当にうれしいです。お客さんがたくさん入るG1の雰囲気を味わえるのは楽しみですね。まだ緊張感はないですが、レースを迎えるとピリピリしてくると思います」と日に日に気持ちは高まっている。
1週前、今週と追い切りに騎乗し、感触を確かめた。「変わりなく来ていますよ。軽く促して反応も良かったです。トモのバランスも成長している感じがあります」と相棒の順調ぶりを伝える。「僕自身、騎手の腕が試される長距離は好きです。馬にも自分にもいい経験になれば」。先々の飛躍につなげられるよう、人馬一体となって全力を尽くす。【井上力心】