今週日曜東京メインは3歳マイル王決定戦NHKマイルC(G1、芝1600メートル、7日)が行われる。ニュージーランドT覇者のエエヤン(牡)を管理する伊藤大士師(50)が共同会見に臨み、09年の開業以降初となるG1制覇への意気込みを口にした。
以下、一問一答。
-最終追い切りのポイントは
伊藤大師 今年4戦目ですからね、これ以上強い負荷はいらないなと。助手とみんなと話して、絶対にオーバーワークにならないように。G1の舞台なので軽すぎないように。後は馬が気持ちよく行えるように。というところを指示しました。
-時計はラスト1ハロンで11秒1をマーク
伊藤大師 やればやるだけ動く馬なのでね。その中でどういう動きをするのかを重視していたんですけど、相変わらず柔らかくて伸びのあるフットワークで走ってくれました。
-前走を振り返って
伊藤大師 あそこでいい競馬が出来なければ今回がなかったですし、厩舎としてもいい形で競馬をさせてあげたいと思っていました。ジョッキーもうまく乗ってくれて、力強く抜け出してくれた。内容はすごく良かったと思います。
-使うごとの成長は
伊藤大師 そこが一番大きく成長しているなと感じるところ。戸崎君もミルコ(デムーロ)もそこを分かった上で競馬を教えてくれて、馬も使う度に不安なく自信を持って競馬に挑めています。
-成長は馬体か、精神か
伊藤大師 一番は気性的なところの成長がすごく大きいかなと
-前走後の調整過程
伊藤大師 レース後はいつもチャンピオンヒルズさんに放牧をしています。前走後もすごく悩みましたが、ルーティーンを変えずに1度放牧へ出しました。こちらが思っている以上にリラックスして過ごせているので、今回帰ってきてもいつもと同様に、体も気持ちもリフレッシュした形で帰ってきてくれた。今回もこれくらい追い切りできましたし、良かったと思います。
-青写真通りか
伊藤大師 僕たちが思っている以上に馬もダメージがありませんし、どんどん力を付けているのかなと。
-東京コースの印象
伊藤大師 新馬であの舞台を使わせてもらったくらいなので、僕は本質的には東京の方がパフォーマンスを発揮出来ると思ってます。
-東京がベストな理由
伊藤大師 この馬のいいところは体の柔らかさとストライドの大きさ。小回りよりも広い競馬場の方がこの馬がノビノビと走れるんじゃないかなと。
-折り合いは鍵か
伊藤大師 この馬のセールスポイントの1つで真面目で負けん気が強いというか、素直すぎる。レースは1度乗ってくれている戸崎君なので、そこは僕たちの範囲ではないというか、彼に任せるだけです。
-開業15周年で有力馬とともに挑む
伊藤大師 一言では言えないですけど、ようやく大きな舞台で印のつくような馬に携われて、調教師冥利(みょうり)に尽きます。開業の時からずっと面倒を見てくださったオーナーとともに挑めるというのはすごく心強いですし、楽しみです。
-最後に意気込みを
伊藤大師 もうここまできたので、競馬の当日まで出来る準備を万全に、やり残したことはないようにしていきたいです。