【ダービー】脱サラし、テイオー&ウオッカTシャツ「ファンのためのグッズを」成岡氏 

トウカイテイオーのTシャツ

2020年に生産された7708頭(持ち込み馬、輸入された外国産馬を含む)の頂点に立つのはどの馬か-。第90回のダービー(G1、芝2400メートル、28日=東京)へ向け、競馬に携わるさまざまな人の思いが高まってきている。

株式会社オーセンティック東京の成岡利泰代表(50)は競馬雑誌を発行する新聞社で中心的な役割を長年担ってきた。競馬ファンの底辺拡大をテーマに北海道の牧場めぐりツアーやジョッキーのトークショー、女性初心者向けの競馬講座、海外ツアーなどのイベントを企画、実施してきたが、コロナ禍の中で会社を辞め、自らの会社を立ち上げた。騎手や調教師、オーナー、ファンと交流を深め、決断した。「心の底からファンに喜んでもらえるような、ファンのためのグッズを作りたい」。

昨秋、初めて製作したのが、ラストランを迎えたオジュウチョウサンの引退記念グッズ。受注生産されたロングTシャツ、パーカーには「UNDISPUTED KING(絶対王者)」という文字がプリントされ、好評を博した。「オジュウのグッズを作った時に、注文していただいたファンの方たちからたくさんのお言葉、ご要望をいただきました。今回はそのグッズを90回の記念のダービーに合わせて、作ろうと思いました」。

第90回のダービーに合わせ、今回企画したのはトウカイテイオーとウオッカのTシャツ(黒、白、税込み3960円)。いずれもシンボリルドルフ、タニノギムレットとの父子制覇を果たし、ファンに愛されているダービー馬だ。19日から31日までの期間限定で公式オンラインサイト「競馬ファンショップ」で注文を受け付けている。

「競馬には忘れられないシーンがあると思います。今回はファンの方からのリクエストが特に多かったトウカイテイオーとウオッカの日本ダービーをイラストアートで表現し、シルクスクリーンTシャツでここまで鮮やかに色を出すことができました。ファン歴の長い人もゲームのキャラクターなどをきっかけに最近ファンになった人にも喜んでいただけるようデザインにこだわったものです。性別年齢に関係なくカッコよく着こなしていただければと思います」。成岡氏は1週間後に行われるダービー当日の、東京競馬場の大歓声を思い浮かべながら、自らの商品を熱い思いでアピールする。