6番人気ジューンベロシティが重賞初V 西谷騎手「完璧なレース、文句なし」/東京ジャンプS

東京8R、東京ジャンプSを制したジューンベロシティと西谷騎手(中央)(撮影・丹羽敏通)

<東京ジャンプS>◇24日=東京◇J・G3◇芝3110メートル◇3歳上◇出走12頭

6番人気ジューンベロシティ(牡5、武英)が直線で差し切り、入障6戦目、2度目の重賞挑戦でタイトルを手にした。騎乗した西谷誠騎手(46)は昨年の阪神スプリングJ以来の重賞勝利、当レースは09、14年に続く3勝目となった。

直線の伸びは力強かった。出遅れて不慣れな位置になっても脚をためることに専念した。最後の直線で内のメイショウアルトを抜き去ると、1馬身1/4差の完勝で終えた。西谷騎手は「前走で中山GJを使った経験が生きている。完璧なレースをしてくれた。まだ5歳。賞金加算できたし、文句なしですね」とたたえた。次走は未定。