復調気配のG1馬ダノンスコーピオンvs夏バテ知らずホウオウアマゾン/中京記念

坂路を単走で追い切るダノンスコーピオン(撮影・白石智彦)

<追い斬り激論:中京記念>

荒れるハンデ重賞・中京記念(G3、芝1600メートル、23日)の最終追い切りが19日、栗東トレセンで行われた。「追い斬り激論」では、オールドルーキー明神理浩記者と、マイクこと藤本真育記者が注目馬をピックアップ。明神記者は復調気配のG1馬ダノンスコーピオン(牡4、安田隆)を、マイク記者は夏バテ知らずのホウオウアマゾン(牡5、矢作)を推奨した。

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マイク 明神さん、今回は我々の出番ですよ。

明神 中京記念は荒れるもんね。特に20年(阪神開催)は単勝163倍の18番人気メイケイダイハードが勝って、3連単330万円超えの大波乱。今年は4年ぶりの中京開催やけど、是が非でも当てたい。

マイク 明神さんはどの馬が気になりましたか。

明神 ダノンスコーピオンがよく見えた。

マイク 人気馬じゃないですか! 

明神 そうやけど、最終追い切りの動きがいいからね。坂路で4ハロン55秒9-11秒9。以前は右に張るところがあったみたいだけど、今回はまっすぐ、力強く登坂していた。それだけ体調がいいのだろう。

マイク 最近の大敗が気になりますが…。

明神 それも問題ない。安田助手いわく「マイルCS(4走前)の頃から右トモの緩さが目立ち、手応えはあっても踏ん張りが利かなかったです」と近走の敗因は明確。前走後は治療しながら右トモを強化する調教をしてきて「これまでも(坂路の最終追いで)11秒台が出ている時はいい競馬をしています。今回は楽しみの方が大きいです」とのこと。調べてみると、昨年勝ったアーリントンCの時に、坂路の最終追いでしまい11秒7。トップハンデ59キロだけど、能力を出せる今回は好戦必至やろね。

マイク G1馬ですし、怖い存在ですね。僕はホウオウアマゾンに注目です。

明神 国分優騎手を背にCウッドで6ハロン82秒7-11秒5。ホウオウプロサンゲ(2歳新馬)に半馬身先着していたね。

マイク 先週より体全体を使えている印象でした。池田厩務員も「素軽さが増した感じでいい。調教でしっかりやらないと競馬に行ってバテちゃうし、暑さに耐えうるようにしっかりとやってきた」。この時期に2週連続でいっぱいに追っている点と、海外帰りを感じさせない体調の良さは強調材料。7~8月に走ったのは過去1度だけですが、未勝利戦(20年7月4日)で勝ってます。

明神 左回りの芝は【1 0 0 3】やね。今回の条件が気になるけど…。

マイク その1勝は、3年前ですが同じ舞台の野路菊Sでした。「馬がしっかりとして、バランスが良くなったから」と成長もしています。担当の池田厩務員は9月で定年退職。最後の中京競馬になるということなので、気合が入っていること間違いなしです!

明神 いいね~。高校野球の取材帰りだからか、元気いっぱいだな。その勢いで馬券も当てよう。

マイク 高配当狙いで、バットを長く持ち、フルスイングしますよ!