【札幌便り】優しい目をしたペイシャエス エルムSは別定59キロでも注目です

口元にカバーをして体を洗ってもらっているペイシャエス

6日札幌のエルムS(G3、ダート1700メートル)に出走するペイシャエス(牡4、小西)の洗い場の様子を撮影させてもらいました。近くで見させてもらうとすごく優しい目をしていてかわいらしいのですが、担当の吉開助手によるとどうやら洗ってもらうのは苦手な子なんだそうです。

「洗っていると、かんだり蹴ったりしてくるんです」と何か気に入らないことがあるのか、そういうしぐさを見せることがあるのだそう。危険防止のためにも口元にカバーを掛けて水を掛けているんだそう。どの馬も水は気持ち良くて大好きなんだろうなと何となく勝手に思っていましたが、決してそうではないんですね。1頭1頭すべての馬に個性があり、アプローチの仕方も全く異なる。馬づくりは本当に奥が深いです。

先週は美浦で調整され、先月29日に札幌入り。「輸送で減ったのが心配ですが乗った感じはいいです」と同助手は感触を伝えてくれました。

東京での新馬での勝ちっぷりがすごくインパクトに残っていましたが、重賞ウイナー(22年ユニコーンS、名古屋グランプリ)にまで上り詰めるとは当時思っていませんでした。今回は別定59キロなど超えなければならない壁はありますが、「距離が短くなるのはいいです」と条件替わりは好転の様子でしたよ。

地力の高さが明らかな割には今回は人気妙味もありそう。明日に予定されている最終追い切りをしっかり見届け、ジャッジをしたいと思います。【井上力心】