WASJ第1戦でレイチェル・キング騎手がJRA初勝利「最高の気持ち。有頂天になっています」

WASJ第1戦を制しJRA初勝利を飾ったR・キング騎手(左)(撮影・村野早祐)

<WASJ第1戦>◇26日=札幌◇2勝クラス◇芝1200メートル◇3歳上◇出走14頭

英国出身でオーストラリアを拠点とする女性騎手、レイチェル・キング(33)が1番人気ドーバーホーク(牡3、清水英)を1着に導き、来日3戦目でJRA初勝利をマークした。勝ちタイムは1分9秒2。

レースはバデル騎手騎乗のミキノバスドラムがハイペースで逃げる展開。勝ち馬は大外14番枠から後方で脚をため、直線は外を選択。内で粘るリスポリ騎手騎乗のタリアをゴール前で頭差捉えた。

JRA初勝利のインタビューを受けたキング騎手は「最高の気持ちです。有頂天になっています。世界中のジョッキーが集まるレースでまず初戦を勝ててうれしいです。このような舞台に招待していただいたJRAに感謝しています。トレーナーからはホットなタイプでスタートからあまり押さずにリラックスして走れば、最後にいい脚を見せてくれると聞いていました。こんなにたくさんのお客さまに囲まれて、何度も名前を呼んでもらったのでとても感動しています。このまま勝ち続けられることを祈っています」と笑顔を見せた。