【札幌便り】北の重賞締めくくる札幌2歳S…勝ちっぷり&性格も異なる須貝厩舎2頭

左からガイアメンテ、ウールデュボヌール

「2頭出しは人気薄」-。

競馬予想でよく聞く格言ですが、キーンランドCはまさにその通り。宗像厩舎はG1馬の5番人気ナランフレグと、重賞初挑戦の8番人気シナモンスティックの2頭出しでしたが、後者が2着に健闘。中1週でプラス12キロとは、北海道の水が合うのでしょうか。無印にしてしまい、取材不足を猛省です。

気を取り直して、今年の札幌開催ラスト重賞は札幌2歳S(G3、芝1800メートル、9月2日)。1番人気は武豊騎手とコンビを組むガイアメンテ(牡、須貝、父ドゥラメンテ)が濃厚です。担当の山田助手も「品があってものが違いますね」と素質の高さを強調していました。初戦はノーステッキでも抜群の反応で2着に2馬身差の快勝。重馬場も苦にしなかったことから、最終週の荒れた馬場も心配なさそうです。ここは鉄板でしょうか…。

いや、先ほどの格言を忘れてはいけません。須貝厩舎は当レースで唯一2頭出し。ウールデュボヌール(牡、父キタサンブラック)は札幌芝2000メートルでの初陣を勝利。評判馬ウインマクシマムとのマッチレースを頭差制しました。ガイアメンテとともに同馬を担当する山田助手は「ずぶさがありますが、ロングスパートでしぶとく脚を使ってくれましたね。ハービンジャーの血が入っているので持続型かなと思いますし、力のいる馬場もいいと思います」とチャンスをうかがいます。

2頭は勝ちっぷりだけでなく、性格も異なるそうです。「ガイアメンテはそわそわする面がありますが、ウールはおとなしいですし、イレ込むもないので安心して見ていられますね」と同助手。ウールデュボヌールは中1週での参戦ですが「ダメージも普通通りでしたし、性格的にも初戦を勝ったらここを使ってもいいのかなと思っていたので、予定通りですね」と意欲の参戦を強調していました。

新潟2歳Sも2着に10番人気が逃げ粘ったように、未知な部分が多い2歳重賞は非常に難解。今週こそきっちり的中できるよう、取材に励みます。【桑原幹久】