伏兵シランケド格上挑戦実り3着で秋華賞切符、国分恭介騎手「一番強い競馬したと思う」/紫苑S

紫苑S3着のシランケドと国分恭騎手(撮影・丹羽敏通)

<紫苑S>◇9日=中山◇G2◇芝2000メートル◇3歳牝◇出走17頭◇3着までに秋華賞の優先出走権

9番人気の伏兵シランケド(牧浦)が3着に食い込んだ。道中はハイペースをやり過ごし後方待機。直線は大外に回り、ぐいぐいと脚を伸ばした。前走1勝クラス3着からの格上挑戦で秋華賞(G1、芝2000メートル、10月15日=京都)の権利を取った。

鞍上の国分恭介騎手は「GOサインからしぶとく頑張ってくれました。この馬が一番強い競馬をしたと思います」とたたえた。牧浦充徳師は「能力がありますね。権利を取れたので秋華賞へ行く予定です」と明言した。