オーギュストロダン、欧ブックメーカーの凱旋門賞前売りオッズ再浮上 愛チャンピオンS制覇で

ライアン・ムーア騎手(左)とエイダン・オブライエン師(2019年9月撮影)

<愛チャンピオンS>◇9日=アイルランド・レパーズタウン◇G1◇芝2000メートル◇3歳上◇出走8頭◇1着賞金72万5000ユーロ(約1億1200万円)

ディープインパクト産駒最終世代のオーギュストロダン(牡3、A・オブライエン)が地元アイルランドで復活した。好位から見事に差し切り勝ち。127馬身差の最下位に敗れた前走キングジョージ6世&クイーンエリザベスSの悪夢を払拭(ふっしょく)した。

欧州ブックメーカーによる凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月1日=パリロンシャン)の前売りオッズも変動。ウイリアムヒル社では、オーギュストロダンのオッズがキングジョージ大敗後は20倍に下がっていたが、10倍へと再浮上した。

同1番人気は、仏ダービーを制したエースインパクト(牡3、JC・ルジェ)で3・5倍。日本から参戦予定のスルーセブンシーズ(牝5、尾関)は16倍となっている。