皐月賞馬ソールオリエンス、夏越え成長「バランスが良くなった」横山武絶賛/セントライト記念

7日、馬場へ向かうソールオリエンスと横山武騎手

3歳牡馬の主役の座を取り返す秋へ-。今週は3日間開催で、18日月曜の中山メインは菊花賞トライアルのセントライト記念(G2、芝2200メートル、3着までに優先出走権)が行われる。

注目は秋の始動戦を迎えるソールオリエンス(牡、手塚)。首差2着で初黒星を喫した前走のダービーから夏を越え、皐月賞馬は確かな成長を遂げていた。

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さらなる飛躍へこの一戦は負けられない。ソールオリエンスが秋の初戦で、3つ目の重賞タイトル獲得に挑む。春は20頭目の無敗の皐月賞馬になった。一転、ダービーではキャリア4戦目で初の黒星を喫した。菊花賞へ逆襲の秋にするべく、勢いをつける第1戦は重要になる。

その中で、7日の1週前追い切りは充実の内容だった。帰厩後初めて主戦の横山武騎手が騎乗し、美浦ウッドで3頭併せ。キングズレイン(3歳3勝クラス)、レヴォルタード(3歳1勝クラス)の2頭を大きく追走し、直線で楽に抜き去って最先着した。鞍上はその走りを絶賛。「完成は古馬になってからと思っていましたが、ハッキングでも後ろ脚がしっかりしてバランスが良くなりました。頭の位置が安定しなかった馬ですが、そこも良くなってきた」。

陣営ももちろん高評価だ。手塚師は馬体面での変化を口にした。「体重はあまり変わりませんが、ごつくなるところは(筋肉が)ついてる」。調教では以前から課題にあった外に膨れる面が見られなかった。2週前追い切りの疲れが残った影響で、3日日曜の追い切りは見送った。それでも「この動きなら問題ないでしょう」と短期間での回復能力もばっちりだ。

あとは本番でのメンタルだけ。レース直前の返し馬で、テンションが上がる面がある。「もう少しそこが落ち着いてくれるとね。でも、その部分は練習できることではないから」。手塚師はひと夏の成長から、乗り越えてくれると信じている。秋もソールオリエンスがG1戦線を盛り上げる。【阿部泰斉】

◆皐月賞馬のセントライト記念出走 17年アルアイン(2着)以来6年ぶりになる。過去10年の皐月賞馬の成績は、14年イスラボニータ(新潟開催)と16年ディーマジェスティがそれぞれ優勝した。【2 1 0 0】と連対を外していない。