ダノンエアズロック“4億円ホース”同士の追い比べ制す、鞍上「将来的に楽しみ」/アイビーS

アイビーSを制したダノンエアズロック(手前)とJ・モレイラ騎手(撮影・鈴木正人)

<アイビーS>◇21日=東京◇リステッド◇芝1800メートル◇2歳◇出走6頭

2番人気ダノンエアズロック(牡、堀)が制した。勝ちタイムは1分48秒2。6月の新馬戦以来で20キロ増の486キロで登場。2番手追走から上がり3ハロン32秒7の脚で、逃げるホウオウプロサンゲと“4億円ホース”同士の追い比べを制した。

父がモーリス、母がオーストラリアのG1馬モシーンという良血。モレイラ騎手は「とてもいいスタートでした。ペースは速くなかったけど、よく折り合って、賢い馬ですね。コントロールもしやすく、リズム良く運んで、最後の瞬発力も良かった。将来的に楽しみなポテンシャルがある」と絶賛した。1番人気レガレイラは勝ち馬と同じ上がりをマークしたが、3着に敗れた。