シュバルツクーゲル最内枠生かし2着に粘る、鹿戸師「自分の競馬はできた」/東スポ杯2歳S

東京スポ杯2歳Sで2着のシュバルツクーゲルと西村淳騎手(撮影・柴田隆二)

<東京スポーツ杯2歳S>◇18日=東京◇G2◇芝1800メートル◇2歳◇出走10頭

西村淳騎手騎乗の8番人気シュバルツクーゲル(牡、鹿戸、父キズナ)が最内枠を生かし、勝ち馬から1馬身半差の2着に食い込んだ。

好スタートを決めると逃げ馬から離れた2番手を追走。手応えよく直線を向くと、シュトラウスと並ぶように逃げ馬をパス。勝ち馬には突き放されたが、しぶとく後続の追い上げをしのいだ。

初陣は中山で勝利。初の東京コースで結果を出し、鹿戸師は「自分の競馬はできた。少々ペースは速かったけど、よく頑張っている。力をつけているし、まだ伸びしろもある。これで中山でも東京でもやれた」と成長を実感した。