ブレスワードが直線抜け出し白星発進「厳しく教育しながら乗った」マーカンド騎手/新馬戦

直線で抜け出し新馬戦を制したブレスワード(右)とマーカンド騎手(撮影・鈴木正人)

<東京5R>◇26日◇2歳新馬◇ダート1600メートル◇出走16頭

3番人気ブレスワード(牡、中舘、父ニューイヤーズデイ)が直線で抜け出し、デビュー勝ちを決めた。勝ち時計は1分38秒8。先団の後ろで脚をためて、直線では馬場の真ん中から力強く抜け出し、1馬身3/4差の完勝で終えた。

マーカンド騎手は「すごくティーンエイジャー(10代)の男の子という感じで、かなり厳しく教育しながら乗った。でもそのプレッシャーを嫌がることなく、素直に勉強熱心に受け止めてくれました」と評価した。

中舘師は「自分で調教も乗っていて、感触が良かった。どのくらいやれるかと思っていたけど、ジョッキーも教育してくれて、よく頑張ってくれたと思います。難しいところを出さないように、やりすぎないようにやってきたが、今日も少しファイトしていました。これで放牧に出します」と話した。