レザンノワールが豪快に差し切る マーカンド騎手「見せムチだけでスッと出てくれた」/新馬戦

中山5R新馬戦を制したレザンノワールとマーカンド騎手(撮影・丹羽敏通)

<中山5R>◇2日◇2歳新馬◇芝1200メートル◇出走15頭

2番人気のレザンノワール(牡、伊藤圭、父シルバーステート)が、大外をから豪快な差し切り勝ちでデビュー戦を飾った。勝ちタイムは1分9秒0。

道中は中団付近に構え、やや促しながらの追走。直線を向いても前とは差があったが、ゴール前一気にエンジンがかかり内の馬を並ぶ間もなくかわし去った。

マーカンド騎手は「まだデビュー戦で子どもっぽいところがあり、テンションも高かったです。周りの馬を気にする面も見せていましたが、スピードがある馬でスペースが空くと見せムチだけでスッと出てくれましたね。よく走ってくれました」とねぎらった。

伊藤圭師は「もう少し前に行けると思ったけどね。開幕週なので中団にいてどうかと思ったけどいい勝ち方でした。良かったです」と能力を感じさせる勝ちっぷりを評価していた。