障害の名手・平沢健治騎手、今年限りで引退 23日・中山大障害はマイネルレオーネに騎乗

JRA通算100勝を達成した平沢騎手(中央)(2021年6月撮影)

平沢健治騎手(42=松下)が、今年限りで騎手を引退することになった。JRAが20日、発表した。引退後は、松下厩舎で調教助手となる予定。

平沢騎手は2001年3月に美浦・稗田研二厩舎からデビュー。13年に栗東に移籍し、16年に小倉サマージャンプ(マキオボーラー)で重賞初勝利。20年の京都ジャンプSでは2番人気のタガノエスプレッソで、障害重賞13連勝中だった単勝1・1倍のオジュウチョウサン(3着)を破った。JRA通算121勝、障害重賞5勝。

23日の中山大障害(J・G1、芝4100メートル)ではマイネルレオーネ(牡11、清水久)に騎乗予定だ。