【美浦便り】快晴の有馬記念追い切り日、今年の3歳は強いのか、古馬が力を見せるのか

モニターに掲示されるウッドチップコースの時計(撮影・木南友輔)

快晴の水曜朝、美浦トレセンでは有馬記念、中山大障害などに出走する馬たちが追い切りを行いました。馬場開場は午前7時。ソールオリエンスの追い切りには関西から駆けつけた川田騎手、スターズオンアースにはルメール騎手がまたがり、有馬記念ムードが高まってきました。

負担重量の差があり、「3歳馬が強い」と言われる有馬記念。今年は皐月賞馬ソールオリエンスとダービー馬タスティエーラ、オークス2着馬ハーパーが古馬と激突します(ドゥラエレーデは東京大賞典に出走予定)。

ダービー馬タスティエーラは堀厩舎の助手を背に、美浦のウッドチップコースで追い切りを行いました。いい動きに見えました。今回の鞍上がデビュー戦と同じ英国の名手、ライアン・ムーアという点も注目です。家族との時間を大事にする人が今週末の競馬のために再来日。12月24日にJRAで騎乗するのは17年、タスティエーラの父サトノクラウンで挑んだ有馬記念以来(13着)になります。ライアンは月曜には英国で馬術競技のチャリティーイベントに参加。障害飛越をする映像がSNSに投稿されていて、今朝、それを一緒に見ていた元ジョッキーの関係者は「ライアン、うまっ」と舌を巻いていました。

今年のダービーは4着までがタイム差なしの歴史的な大接戦でした。発表されているダービー馬タスティエーラのレーティングは119ポンド。接戦ではありましたが、例年のダービー馬の数字とそれほど大きくは変わりません。競馬の予想をするとき、必ず立ちはだかるキーワードが“世代レベル”です。今年の3歳馬(3歳世代)は強いのか、有馬記念でどのような競馬を見せてくれるのか。最強馬イクイノックスの世代、そして、イクイノックスと戦ってきた古馬勢が力を見せつけるのか。

というわけで…、有馬記念とは別の話になりますが、イクイノックスがドバイシーマCで129ポンドというレーティングを獲得し、ジャパンCで133ポンドという数字(※あくまで暫定値)が発表された歴史的な年をしっかりと振り返りたく、先日、JRAのハンデキャッパーの方を取材させていただきました。日刊スポーツの紙面で、年内のどこかでレーティングについて、きちんと紹介したいと思っています。ぜひ、読んでいただければ。

明日は有馬記念の枠順抽選が行われる木曜日。内枠に入ったら思い切って印を打ちたい馬がいます。今からドキドキワクワクです。【木南友輔】