【中山大障害】平沢健治ラスト騎乗は7着、京都JSタガノエスプレッソでオジュウチョウサン撃破

中山大障害で障害を飛越するマイネルレオーネと平沢騎手(撮影・丹羽敏通)

<中山大障害>◇23日=中山◇J・G1◇芝4100メートル◇3歳上◇出走12頭

31日付で引退する平沢健治騎手(42)は、マイネルレオーネ(7着)の手綱を取り現役最後の騎乗を終えた。タガノエスプレッソと挑んだ20年京都JSで障害競走13連勝中の絶対王者オジュウチョウサンを破った名手は今後、栗東の松下厩舎で調教助手に転身する。

平沢騎手は「引退はしますが、昔から(助手として)馬を持ちたいと思っていたので、ジョッキーを引退して寂しいという気持ちよりは、早く馬を持ちたいという気持ちです。仕事は似ているようで全然違うので、これからは馬の世話をして、馬に乗って、ケアもしてあげて、という自分が今までやってきたかったことをするので楽しみが大きいです。松下先生もとても良い人で、仕事もとてもやりやすく、環境にも恵まれていますし、少しでも役に立てるように頑張っていきたいです」とコメントした。

JRA通算1647戦121勝(重賞5勝)。