【東京大賞典】ミックファイア初黒星8着、御神本騎手「古馬との差は全然まだ(壁は)高い」

東京大賞典8着に敗れたミックファイアと御神本騎手(撮影・中島郁夫)

<東京大賞典>◇29日=大井◇G1◇ダート2000メートル◇3歳上◇出走9頭◇1着賞金1億円

無敗の南関東3冠馬で3番人気に推された大井のミックファイア(牡3、渡辺和)は8着に敗れ、連勝は7で止まった。

ゲートでうるさいところを見せ、立ち上がり気味のスタート。道中は外の5番手を追走したが、そこからの伸びがなかった。

御神本騎手は「ちょっとスタートで最後ガタついて遅れたけど、うまくリカバリーできた。そこそこ手応えよく回ったけど、古馬との差は全然まだ(壁は)高い。中身も戻り切っていない。初めてのG1で、このぐらいでついてこられれば、状態がもう少し戻ってくれば、また来年、仕切り直しでどこかで中央馬と戦ってもいけそうな気はします。まずはこちらのオープンからやっていかないと」と振り返った。

渡辺和師は「負けるにしても、いいスタートを切って自分の競馬をして負けるなら仕方ないなというところはありますけど、そこだけは…」とスタートを悔やんでいた。今後は「いろいろ登録していますが、いったん白紙にして。状態を見てからですね」と話した。【牛山基康】