アルナシーム坂路で12秒2、橋口師は出来の良さ強調 重賞初制覇のチャンス十分/小倉大賞典

坂路を駆け上がるアルナシーム

<小倉大賞典:追い切り>

日曜に行われる小倉大賞典(G3、芝1800メートル、18日)に向け15日、アルナシーム(牡5、橋口)が栗東坂路で追い切られた。

単走でしまいを伸ばして4ハロン57秒3-12秒2。橋口師は「テンの入りがゆっくりで想定より遅くなりましたが、しまいはすごくいい伸び。ジョッキー(鮫島駿騎手)も前回と比べてもいいと言っていました。具合はいいですよ」と出来の良さを強調した。「平たんの1800メートルはベスト。(小倉の)荒れた芝も京都よりはまし。本来、道悪もそこまで悪くない」と条件は好転。重賞初制覇のチャンスは十分にありそうだ。