<京都牝馬S>◇17日=京都◇G3◇芝1400メートル◇4歳上牝◇出走18頭
さすがレジェンドだ! 武豊騎手(54)が、2番人気ソーダズリング(牝4、音無)を重賞初制覇に導いた。
自身が持つJRA重賞連続年勝利記録も、デビューした87年から「38年連続」に更新。知り尽くした淀のターフで熟練の手綱さばきを披露した。騎手時代の82年にミスラディカルで制している音無秀孝調教師(69)は「騎手&調教師」での京都牝馬S制覇となった。
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坂を下り終えた後の直線。ソーダズリングは、モズゴールドバレルとメイケイエールの間を割って、一気に加速した。先頭に立ったところでナムラクレアが襲いかかるが、抜かせない。1番人気を首差抑え込んだままゴールした。武豊騎手は「反応が良くて、先頭に立つのが早いかと思ったけど、最後まで我慢してくれた。能力は高いと思う」とほめたたえた。
前走のターコイズS(4着、中山芝1600メートル)では道中で折り合いを欠いてしまった。「あれを見て、次は1400メートルに使おうと思った」と音無師は振り返る。トレーナーの見立て通り、1ハロン短縮によりしっかりと折り合った。鞍上も「本当スムーズなレース」と7ハロン戦での高い適性を確認した。この後G1を目指すならば1200メートルかマイルか、悩ましいことになった。
武豊騎手は、自身の記録を更新する38年連続のJRA重賞制覇。デビューした87年から途切れることなく続いているレジェンドならではの偉業だ。「38年? あと20年は続けたい」。2044年の2月は74歳。それでも、本当に重賞を勝っていそうだ。【岡本光男】
◆ソーダズリング ▽父 ハーツクライ▽母 ソーマジック(シンボリクリスエス)▽牝4▽馬主 (有)社台レースホース▽調教師 音無秀孝(栗東)▽生産者 社台ファーム(北海道千歳市)▽戦績 8戦3勝▽総獲得賞金 9201万7000円▽馬名の由来 とてもまぶしい