【ネオムターフC】キラーアビリティが2着に好走、勝ち馬のオーナーはマンUファーガソン元監督

ネオムターフCに出走するキラーアビリティは馬場に向かう(撮影・木南友輔)

<ネオムターフC>◇24日=キングアブドゥルアジーズ◇G2◇芝2100メートル◇北半球産4歳上・南半球産3歳上◇出走13頭◇1着賞金120万ドル(約1億8000万円)

中団のインで運んだキラーアビリティ(牡5、斉藤崇)が直線でしぶとく脚を伸ばして2着に浮上。前にいた強敵ルクセンブルク(4着)をかわして、イクイノックス、ドウデュース世代の意地を見せた。佐藤悠技術調教師は「ジョッキー(C・デムーロ)はすごく乗りやすかったとほめてくれました。1角で少しエキサイトするところはありましたが、折り合えて直線を向いてあとはルクセンブルクをかわせばと思ったのですが…。今回こういうチャンスをオーナーや先生に与えていただいて、何とか結果を出したかった。悔しいです」と話した。

勝ったのは英国のスピリットダンサー(セン7、R・フェイヒー)。サッカー、プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドを長く率いたファーガソン元監督が生産者兼オーナーとなっている。