「ナカノコール」…ラストデー中野栄治師に90年ダービーV時の伝説再現/中山7R

中野栄治調教師(前列左から4人目)は引退セレモニーで記念撮影に納まる(撮影・柴田隆二)

<中山7R>◇3日◇1勝クラス◇ダート1800メートル◇4歳上◇出走11頭

この日を最後に定年引退する中野栄治調教師(70)に“ナカノコール”が送られた。

武豊騎手騎乗のマウンテンエース(牡4)を出走させ3着となり、阪神11R(フォワードアゲン)を残し中山では最後の管理馬出走となった。

レース後は多くの関係者に囲まれ記念撮影。「ナカノ! ナカノ!」とかけ声も上がり、騎手時代に90年ダービーをアイネスフウジンで制した際にスタンドから巻き起こったナカノコールが再現された。

師は「18歳でデビューして、競馬人生はあっという間でしたね。真剣にやったのは10年くらいだったな」と冗談交じりで笑顔を見せ「未練? 今の状況が未練だよ。後ろを振り返られない人間だから、もう何もないよ」とかみしめた。