連覇狙うプログノーシス、飛躍予感ドゥレッツァ 防衛6歳か勢い4歳か/金鯱賞

ドゥレッツァは美浦ウッドを単走で追い切られた(撮影・丹羽敏通)

<追い斬り激論:金鯱賞>

防衛か? 破竹の勢いか? 10日に行われる今年の中京開幕重賞、金鯱賞(G2、芝2000メートル、1着馬に大阪杯優先出走権)の最終追い切りが6日、東西トレセンで行われた。「追い斬り激論」は、大阪・奥田隼人記者が同レース連覇を狙うプログノーシス(牡6、中内田)、東京・井上力心(よしきよ)記者は5連勝で菊花賞を制したドゥレッツァ(牡4、尾関)をピックアップした。

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奥田 台湾ラーメン、みそかつ、ひつまぶし、きしめん。週末の出張が待ち遠しいです。

井上 おいしい名古屋グルメはビシッと金鯱賞当ててからな。

奥田 はい、もちろんがっぽり稼ぐつもりです。美浦の中心はやはり菊花賞馬ドゥレッツァで揺るぎないですか?

井上 うん、動きはケチのつけようがなかった。美浦ウッドで単走で追われて、6ハロン83秒2-11秒4(馬なり)。全身がばねのようにしなっていて推進力がとにかくすごかった。

奥田 休み明けになりますが雰囲気は?

井上 尾関師が「若干(トレセンに)来た時から気合が乗っている」と話すように、少しピリッとした面があるみたい。ただ、今日の動きには「自分のリズムで気持ち良く走れていたと思います」と合格点を与えていた。冷静に走れているように見えたし、このひと追いがいいガス抜きになったと思う。

奥田 今回は2000メートルへの一気の距離短縮です。

井上 不安はないね。師は一番のセールスポイントを「操縦性の高さ」だと断言している。菊花賞を勝つにはオンオフの切り替えが不可欠だけど、それを難なくやってのけた。「昨年は脚元に疲れが残りやすかったけど体質面もだいぶしっかりしてきていると思う」と成長を実感している。さらに飛躍の年になる予感がしてならない。

奥田 連覇を狙うプログノーシスも視界良好です。西谷騎手(レースは川田騎手)が乗って栗東Cウッド7ハロン97秒9(6ハロン80秒9)-11秒6。しまい気合をつけられ鋭く脚を伸ばしていました。中内田師も「先週より1つ良くなったと思います」と上昇気配を伝えています。

井上 長めから意欲的に追っているね。

奥田 はい。「先週は川田騎手に感触をつかんでもらって、休み明けで心身ともにまだまだの内容でした」ということだったので、その点も踏まえてのことだと思います。放牧で心身ともにリフレッシュ。「安定して力は出してくれると思います」と信頼は厚いです。

井上 昨年12月に香港で取材したときに海外メディアの評価も高かったし、力感あふれるフットワークは印象的だった。

奥田 陣営も「何とか大きいタイトルを」とG1級の器だと信じてやみません。

井上 前哨戦とはいえ、どちらもたたき台という感じはなさそうだね。

奥田 “2強”のガチンコ対決に期待できそうですね。