シュトルーヴェが馬群を割って重賞初挑戦V「センスが良くて乗りやすい」鮫島駿騎手/日経賞

日経賞を制したシュトルーヴェと鮫島克騎手(左)。右は2着クロミナンス(撮影・丹羽敏通)

<日経賞>◇23日=中山◇G2◇芝2500メートル◇4歳上◇出走10頭◇1着馬に天皇賞・春優先出走権

昇級初戦のシュトルーヴェ(セン5、堀)が、重賞初挑戦でタイトルを手にした。マテンロウレオが後続を引き離して逃げる展開だったが、2周目4角ではグッと隊列が密集。直線で鋭く馬群を割って出た。勝ちタイムは2分31秒4。テン乗りで勝利に導き、自身も今年初のJRA重賞勝ちとなった鮫島駿騎手は「センスが良くて、くせがないので乗りやすい。最後にしっかり切れるところも長所だと思います」と話した。

外からしぶとく追い込んだクロミナンスが半馬身差の2着。マイネルウィルトスが3着に食い込んだ。1番人気ボッケリーニは伸び切れず5着に敗れた。

馬連(6)(10)1420円、馬単(6)(10)3190円、3連複(5)(6)(10)2260円、3連単(6)(10)(5)1万5370円。

(注=成績、払戻金などは、必ず主催者発表のものと照合してください)