浦和の岡田一男師が引退「あっという間の60年でした」16歳で騎手、31歳で調教師転身 

引退セレモニーで花束を受け取り厩舎関係者と記念撮影に納まる浦和の岡田一男調教師(前列左から2人目)

岡田一男調教師(76=浦和)は29日、浦和9Rのブルベアマイル(11着)が最後の出走となった。

同日に行われた引退セレモニーでは「自分としてはあっという間の60年でした。今日、無事に引退することができました。ありがとうございました」とあいさつした。師は64年6月1日に16歳で騎手免許を取得。79年12月1日に31歳で調教師に転身した。80年1月3日の初出走から地方通算8534戦642勝。重賞はジコウフジで制した91年アラブダービー、プリンセスアリーで制した24年桜花賞など4勝。31日付で引退となり、調教師生活にも幕を下ろす。