【ドバイターフ】武豊「不完全燃焼。悔しい」ドウデュース進路開かず5着、昨年の無念晴らせず

ドバイターフに出走したドウデュースと武豊騎手(撮影・桑原幹久)

<ドバイターフ>◇30日=メイダン◇G1◇芝1800メートル◇4歳上(南半球産3歳上)◇出走16頭◇1着賞金290万ドル(約4億3500万円)

武豊騎手(55)騎乗のドウデュース(牡5、友道)が5着に敗れ、昨年、直前に出走取り消しとなったリベンジを果たせなかった。

スタートで出遅れ。後方の内ラチ沿いで脚をためた。直線に入って他馬に囲まれたため、鞍上はインを狙ったが進路がなかなか開かず、最内から5着まで押し上げるのが精いっぱいだった。

武豊騎手は「残念ですね。不完全燃焼です。厳しいレースになりましたね。スタートも遅かったし、動きづらいポジションに入ってしまった。状態が良かっただけに残念、悔しい。これぐらいの距離は全く問題ない。やりたいレースができなかった。どこかで外に出したかったけど、そのタイミングがなかった。今日は力を出し切れなかったので、今後巻き返したい。残念ですね。本来のパフォーマンスができなかった。悔しい。また頑張ります」とコメントした。

友道師は「終始馬混みでリズム良く走れなかった。不完全燃焼ですね。距離はこれくらいでちょうどいいですね。また頑張ります」と振り返った。