【皐月賞】サンライズジパング50秒4の好時計「能力はG1級」弥生賞回避の影響なく視界良好

菅原明騎手を背に坂路をスマートルシーダ(右)と併せ馬で追い切るサンライズジパング(撮影・白石智彦)

<皐月賞:1週前追い切り>

来週に迫った皐月賞(G1、芝2000メートル、14日=中山)に向けて4日、サンライズジパング(牡3、音無)が菅原明騎手を背に1週前追い切りを行った。

坂路でスマートルシーダ(古馬2勝クラス)を3馬身半追走して頭差遅れたが、いっぱいに追われて4ハロン50秒4-12秒2の好時計だった。「もともと坂路で自分から行く馬ではない。『このひと追いで良くなると思う』とジョッキーも言っていた」と平井助手。弥生賞は右トモの違和感で回避したが、慎重に立ち上げられ丹念に乗り込まれてきた。「間隔が空いたことがいい方に出れば。能力はG1級だと思う」と視界良好だ。