【ヴィクトリアM】フィールシンパシー小島師「ひょっとしたら、という馬」/一問一答

フィールシンパシーの追い切りを終えて記者会見する小島師(撮影・丹羽敏通)

今週日曜東京メインはマイル女王決定戦、ヴィクトリアM(G1、芝1600メートル、12日)が行われる。

前走福島牝馬S2着のフィールシンパシー(牝5)を管理する小島茂之調教師(56)が共同記者会見に出席。G1初騎乗の横山琉人騎手(21)とのコンビに期待を込めた。

以下、一問一答。

-前走を振り返って

小島師 外枠で厳しいなと思いましたけど、ジョッキーがうまく立ち回ってくれて勝ったなと思ったんですけど、惜しい競馬でした。

-重賞で好走。力をつけている

小島師 去年の秋くらいまではオープンではハンデ戦じゃないと厳しいかなと思っていましたけど、そこから力はつけているなという実感があったのを、前走で形にしてくれたと思います。

-前走から中2週

小島師 一定程度の疲れを取って、中2週くらいだと疲れさえ取れれば調整はすごくしやすいので、予定通り、いつもの追い切りを消化して順調だなと思います。

-これまでの中では短い間隔

小島師 疲れが残っていれば厳しいですけど、そこの心配がなかったので。カイ食いはいいですし、心配ないと思います。

-1週前追い切りは

小島師 間隔が詰まっているので、速いところをやって見える部分がないことを確認する意味での追い切りをやりまして、問題ないというところでした。今週は前を目標にして、抜く、抜かないはジョッキーに任せて、いい追い切りができたかなと思います。

-横山琉騎手とはどんな話を

小島師 外から首の動きしか見えなかったので、体の使い方の確認をして問題なかったということなので、いつもの通り平行線、悪くはないと聞いています。

-G1の舞台で戦う

小島師 G1ですから相手も全然違います。ただ勝った準オープンではいいメンバーがそろっていましたし、まさかああいういい勝ち方ができると思ってなかったので、そういう意味では実績のある舞台でG1を迎えられることはいいことだと思います。

-メンバーの印象は

小島師 やっぱり強いですよね。血統のいい馬もいいジョッキーもたくさん集まっていますし、ここを目標にずっと1つ1つやってきて5歳で立てた。このメンバーを相手に戦えることが楽しみだなと思います。

-理想の展開は

小島師 最近は前めの競馬が多いのでイメージもそうなっていますけど、実は過去に差して勝ったこともありますし、横山琉騎手が乗って「今日は後ろから行きます」と言って逃げて勝ったこともありますし、この子のいいところはどういう競馬もできるところ。枠と気配次第でジョッキーが考えてくれると思う。たぶん前に行くのかなと思いますけど、それも含めて楽しみです。

-横山琉騎手はG1初挑戦

小島師 前走が終わってから馬主さんとお話をして、デビュー以来ずっと乗ってくれていて、なぜ琉人騎手になったかというと、ちょっと難しいところがあるので、それを加味して丁寧に乗ってもらいたいな、というところでたまたまお願いしていて、2回他のジョッキーに乗ってもらった以外はずっと乗ってもらっていることはある意味奇跡、というか縁なんだなと思うので、最終的には馬主さんがこういう判断していただいたというのは、乗り替わりが多い中でせっかくなのでチャンスを生かしてほしいなと思いますね。

-意気込みを

小島師 ジョッキーがG1初挑戦ですし、馬もまだ重賞を取っていないので、ひょっとしたら、という馬はファンの方からしたら非常に面白い存在だと思うので、少なくともそれを裏切らない走りをしてもらいたいな、と。あとは皆さんが後押ししていただければと思います。