武豊騎手の5000勝達成は60歳の2030年1月? もう1つの目標も実現へ「やれると思う」

東京2R・3歳未勝利戦を制してJRA通算4500勝を達成した武豊騎手(撮影・丹羽敏通)

JRA通算5000勝は…2030年1月に60歳で達成!?

かなり気の早い話ではあるが、4500勝目を挙げたばかりのレジェンド武豊騎手(55)が、歴史的大偉業を達成する日を予想してみた。

同4000勝=18年9月(49歳)

同4500勝=24年5月(55歳)

直近の500勝は5年8カ月間で積み上げた。このペースでいけば5年8カ月後の30年1月に前人未到の大記録に到達する計算となる。

不可能にも思えた5000勝を意識し始めたのは、49歳で4000勝を達成した時だったという。

「思った以上にみんなに祝福してもらって…。先々何勝したいなんて、それまで考えたことがなかったけど、あの時、初めて『5000勝したい』と思った」

数十人の後輩騎手が記念の黒い帽子とTシャツに身を包み、ファンとともに祝ってくれた。後日には蛯名騎手(現調教師)や横山典騎手ら、同世代の騎手仲間が祝宴を開いてくれた。幾多の金字塔を打ち立ててきた天才が、あらためて数字の重みを感じた。

はてしなく先に思えたターゲットが、少しずつ現実味を帯びてきた。もう1つの目標として公言する「60歳現役」も「けがとかがなければやれると思う」。実現への手応えは増すばかりだ。年齢との闘いは想像もつかないが、その笑顔や手綱さばきの若々しさからすれば、われわれの予想を上回るスピードで達成してもおかしくない。いや、きっと、また想像を超えてくるはずだ。【太田尚樹】