ミトノオー、好スタート100メートルで勝負決めた「しぶとかったし強かった」松山騎手/平安S

京都11R、逃げ切って平安Sを制したミトノオー(左)(撮影・白石智彦)

<平安S>◇18日=京都◇G3◇ダート1900メートル◇4歳上◇出走16頭

5番人気のミトノオー(牡4、牧)が、後続の追い上げを首差しのぐ逃げ切りで、JRA重賞初制覇を果たした。勝ち時計は1分57秒4。好スタートから主張して逃げ争いを制すと、道中はマイペースを刻んでそのまま押し切った。重賞は3歳時に制した兵庫CS(Jpn2)以来の2勝目。牧光二調教師(51)は10年ローズS(アニメイトバイオ)以来、14年ぶりのJRA重賞2勝目となった。

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ミトノオーと松山騎手はスタートから100メートルで勝負を決めた。ゲートは1枠2番。外にはサンデーファンデーやスレイマンら同じ先行馬がいた。集中して好発し、促して内から先手を主張。リードを取った。さらには、外からは同型メイショウフンジンも追いかけてきたが、鞍上は振り返りながら目でけん制。ハナを譲ることはなかった。そのまま道中はマイペースに落とし、直線は残した余力でもうひと踏ん張りを見せた。

2度目のコンビだった松山騎手は「スタートも良かったので、マイペースでハナにいきました。しぶとかったですし、強かったです。接戦にはなりましたが、馬はまだまだ余裕がありました」と走りをたたえた。展開もレース前から想定していた通り。「外に同型がいたので、スタートを決めて主張する姿勢で相手にプレッシャーをかけたいと。『ハナを取るんだ』という気持ちでレースしました」。スタートからわずか6秒足らずで勝負ありだった。

3歳時にはJpn2の兵庫CSを制しているが、JRA重賞は初制覇。牧師は「ジョッキーに任せて、いい判断だったと思います。これからも楽しみですね」と、さらなる活躍に期待を込めた。まだまだ伸び盛りの4歳馬。これからも先頭は譲らない。【奥田隼人】

◆ミトノオー ▽父 ロゴタイプ▽母 シダクティヴリー(サンダーガルチ)▽牡4▽馬主 ロイヤルパーク▽調教師 牧光二(美浦)▽生産者 築紫洋(北海道新ひだか町)▽戦績 11戦5勝(うち地方5戦1勝)▽総獲得賞金 1億5106万7000円(同6100万円)▽主な勝ち鞍 23年兵庫CS(Jpn2)▽馬名の由来 冠名+王

◆ロゴタイプ産駒 JRA重賞は、のべ14頭目の出走で初勝利。これまでは21年阪神JFのラブリイユアアイズ、23年レパードSと24年東海Sのオメガギネス、24年マーチSのミトノオーの2着が最高だった。