ジャンプの名牝コウエイトライ死す“グランドマーチス、バローネターフ超え”障害重賞8勝

小倉サマージャンプを制したコウエイトライ(2007年7月撮影)

障害競走で重賞8勝を挙げた名ジャンパー、コウエイトライ(牝23)が24日に死んだことをジャパンスタッドブックインターナショナルが「引退名馬」のホームページで発表した。鹿児島県霧島市の「霧島愛馬会 霧島高原乗馬クラブ」でけい養され、余生を過ごしていた。

同馬は父オペラハウス、母ダンツビューティ、母の父ホリスキーという血統で、伊東政清氏が生産、所有した鹿児島県産馬。小坂忠士騎手とコンビを組み、06年の小倉サマージャンプで重賞初制覇を果たした。阪神ジャンプSでは06~08年に3連覇。10年9月の同レースで平地を含め史上初の同一重賞4勝(当時)、グランドマーチス、バローネターフの7勝を超える史上初の障害重賞8勝(当時)という偉大な記録を達成した。レコードタイムを4回マークし、そのスピードで他馬を圧倒したジャンプの女王が天国へ旅立った。