カルネアサーダ軽快12秒1「気持ちの面で成長」福永祐一厩舎に重賞初Vもたらすか/函館SS

函館芝コースで追い切られるカルネアサーダ

<函館スプリントS:追い切り>

函館スプリントS(G3、芝1200メートル、9日)の木曜追いが6日に行われ、福永祐一厩舎の重賞初制覇が懸かるカルネアサーダ(牝5)が函館の芝コースで軽快な動きを見せた。

白い体が鮮やかな緑の上を進む。終始、馬なりのまま4ハロン56秒9-12秒1で走り終えた。この馬で4勝している鮫島駿騎手が評価したのは動きそのものより、追い切りの前段階だ。「もともと難しいところがある馬で角馬場で乗れなかった。それが今は乗れる。気持ちの面で成長した」。その成果か、かつて82年ダービー馬バンブーアトラスや名牝ビリーヴを手がけた吉田厩務員は「栗東から輸送してきても体が減っていない」とふっくらとした体に目を細める。

昨年の函館SSは大外枠が災いし12着に敗れた。だが、続く青函Sで2着とコース相性は悪くない。今年3月に開業したばかりの福永厩舎に重賞タイトルをもたらすか。【岡本光男】