中央14戦未勝利ベルベストランナーが転厩初戦を豪快まくりで重賞V/オパールC

オパールカップを制したベルベストランナー(左から2頭目)(提供・岩手県競馬組合)

<オパールC>◇30日=盛岡◇M2◇ダート1600メートル◇3歳◇出走11頭

4番人気ベルベストランナー(牡、水沢・千葉幸)が豪快なまくりで制した。中央では14戦未勝利だったが、岩手競馬転厩初戦でいきなり重賞勝ちを果たした。出遅れて発馬直後は最後方。外に持ち出して3角から勢いをつけると、4角では先頭を射程圏に入れた。直線半ばで大外から前に出ると、最後は内から盛り返そうとする1番人気マイベネラブルを首差振り切った。勝ちタイムは1分39秒9。

高橋悠騎手は21年キヨラ以来2度目の同レース制覇。「思った以上に加速がつかなかったので最後方からの競馬になりましたが、反応が良かったし、砂をかぶっても問題なかった。ですからどっしり構えてレースを進めました。JRA時代に長い距離をメインに使われてロングスパートがきくタイプ。3コーナーからしっかり伸びてくれた。さすがに長く脚を使ったので最後はいっぱいになりましたが、我慢してくれました。真面目な子ですから距離が延びても問題ないと思います」と話した。

芝コースの悪化によりダート変更で行われることになったのを踏まえて、出走に踏み切った陣営の判断もぴたりとはまった。千葉幸師は「転入後、熱発などがあって順調さを欠きましたが、芝からダート変更になったので、急きょ申し込みをしました」と振り返り、「まだ本調子ではないので、これからさらに良くなっていくはず」とさらに上を見据える。次走は9月3日盛岡の不来方賞(Jpn2、ダート2000メートル)への参戦も視野に入る。