10日に死去したJRA川村禎彦調教師(享年66)が生前に競馬ファンへ残していた言葉があった。15日、関係者を通じて明らかになった。
「私のモットーは、オーナーはじめたくさんの方々の想いがこもった馬を、無事に、1回でも多く競馬場で観ていただくことでした。川村厩舎の馬たちを応援してくださった皆さまに心より感謝申し上げます。ひたむきに馬と向き合った30年でした。これからも馬たちは走り続けます。私が心血を注いだ、馬を、競馬を、これからも愛していただけますと幸いです」
競馬への大きな愛と情熱を感じさせる言葉をしたため、天国へと旅立った。
川村師は1958年(昭33)5月24日生まれ、大阪府出身。78年に騎手デビューし、主に障害戦で活躍。JRA通算48勝を挙げた。87年の引退後は栗東・吉永猛厩舎で調教助手を務め、95年に調教師免許を取得。96年に栗東で開業した。
JRA通算成績は7311戦426勝。JRA重賞は07年ニュージーランドT(トーホウレーサー)、16年東海S、平安S(ともにアスカノロマン)の3勝。DG競走での活躍馬も多く、タマモストロングで00年白山大賞典、スナークレイアースで02年白山大賞典や04年マーキュリーCを制し、現3歳のブルーサンでは今年の雲取賞(Jpn3)を勝利した。管理していた35頭は14日付で庄野厩舎へ転厩となった。