<阿賀野川特別>◇18日=新潟◇3歳上2勝クラス◇芝2200メートル◇出走13頭
現役最年長ジョッキーが悲願のクラシック制覇へ大きな1勝だ-。3歳の素質馬がそろった一戦は、58歳の柴田善臣騎手とピースワンデュック(牡3、大竹、父グレーターロンドン)が制した。勝ちタイムは2分11秒9。ゴール前はルメール騎手が騎乗した無敗の1番人気馬バッデレイト、M・デムーロ騎手を背に逃げ粘る青葉賞4着馬サトノシュトラーセとの追い比べになり、鮮やかな差し切りを決めた。今後は菊花賞(G1、芝3000メートル、10月20日=京都)を目標に、直行か1戦挟むか検討される。
新馬戦は2着に敗れたが、これで未勝利、1勝クラスに続く3連勝となった。阿賀野川特別はクラシック最終戦へ向けた重要なステップ競走の1つ。08年オウケンブルースリはここを勝って、神戸新聞杯3着から菊花賞制覇。近年だと、17年ポポカテペトル、18年ユーキャンスマイルはここから本番に直行し、3着に好走している。
58歳0カ月20日で自身が持つJRA最年長勝利記録を更新した鞍上は「今日はゲートで1馬身くらい遅れて、1コーナーまでむきになっていたけど、そこから何とか我慢ができて能力がありますね。レース後もけろっとして心臓が強い馬なので、距離は延びた方がいいと思います。ここを勝つのと勝たないので大きな違いだし、大きな目標ができたね」とクラシック最終戦へ向け、期待を込めた。
SNS上には「ヨシトミ先生 炎の差し切り感動するわ」「ヨシトミ先生がルメール差し切った」「お願いヨシトミ菊花賞行かせて」「柴田善臣に悲願のクラシックを」「58歳でのクラシック初勝利が見えてきましたね」とクラシック制覇を期待するファンの声があふれている。