松田です。残り2週間となった札幌開催の取材を前に、バスを乗り継いで帯広競馬場へ。この日行われたばんえい競馬の「JRAジョッキーDAY」を取材してきました。
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今年で14回目の開催。コロナ禍で開催を見送っていた時期もあり、今年は19年以来、5年ぶりにJRAのジョッキーたちが帯広競馬場に集まりました。19日の番組は1Rの「復活JRAジョッキーDAYC」に始まり、2~10Rはエキシビションレースに参加する9騎手の名前が冠されたレースが行われました。自分はレースごとに彼らの誕生日にちなんだ馬番から馬券を買ってみましたが、かすりもせず…。でも、なんとなく外れ馬券は記念に取っておこうかと思っています。
レース間のトークショーでファンを沸かせたのが、全14回中最多12回に参戦した松岡正海騎手(40)です。ステージに登場するやいなや、ファンから「まさみー!」と声が飛ぶ人気ぶりでした。同騎手は毎年といっていいほど、帯広空港から競馬場への移動中に、タクシーの運転手さんから十勝地方の名産である小豆の素晴らしさを語られるエピソードを披露。さすがは盛り上げ上手です。時間にして3分ほどの間に、巧みな話術で何度も笑いを起こしていました。
肝心のエキシビションレースは初出場初勝利を飾った富田騎手をはじめ、鮫島克騎手、佐々木騎手、北村友騎手の初参戦組が4着までを独占。松岡騎手は後輩に花を持たせる5着に終わりました。同騎手は「(前回から)5年あいているので、若手のジョッキーを多めに声掛けさせていただいて、若返りを図りました。若い力を感じますよね」と勝負を振り返りました。
久々のイベントを締める表彰式では、参加騎手を代表して松岡騎手が再びマイクを手にしました。「最初に来たときは一番後輩みたいな感じで先輩に連れてきてもらっていましたが、12回もすると周りには後輩しかいなくなりました。でも、そういった中で回を重ねるごとに、ばんえい競馬のイベントが歴史あるイベントにだんだんなってきたのかなと思います。若い騎手にも今後手伝ってもらって、来年再来年とさらにいいイベントにしていきたいと思います」。
競馬場からの帰路、帯広駅に向かうタクシーの車中で、運転手さんにこう言われました。「今日は平日なのに競馬場が混んでますね」。久々にこのイベントがあったことを伝えると、「ああ、それだからですか」と納得されていました。この日の来場者数は平日にしては大盛況の3469人。おそらく北海道内外の遠方から訪れた人が多く含まれていたのでしょう。世界唯一のばんえい競馬に興味を持つきっかけにもなる大事な大事な「JRAジョッキーDAY」。来年も盛況を期待せずにはいられません。【松田直樹】