<追い斬り激論:キーンランドC>
サマースプリントシリーズ第5戦・キーンランドC(G3、芝1200メートル、25日=札幌、1着馬にスプリンターズS優先出走権)の最終追い切りが21日、札幌、函館両競馬場で行われた。「追い斬り激論」では、札幌担当の東京・松田直樹記者が昨年の覇者ナムラクレア(牝5、長谷川)、函館担当の大阪・奥田隼人記者が超洋芝巧者モリノドリーム(牝5、鹿戸)と、互いに同世代の牝馬2頭を推奨した。
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奥田 今週、来週と残る北海道シリーズの2週間、よろしくお願いします!
松田 よろしく。奥田君はこのラスト2週の出張が3年連続らしいね。
奥田 一昨年は井上記者、昨年は桑原記者と一緒でした。
松田 ワールドオールスタージョッキーズも楽しみだし、今年は来週にアジア競馬会議もあるからね。
奥田 まずはキーンランドCを当てて、景気付けといきましょう! 札幌組のイチ押しはどの馬ですか?
松田 やっぱり史上初の連覇を狙うナムラクレアだね。長谷川師が自らまたがり、札幌芝コース、単走で5ハロン63秒5-11秒1としまいを伸ばした。あくまでもスプリンターズSの前哨戦という位置付けだけど、仕上がりはいい感じに見えたし、師も「良かったですよ。余裕のある動きでした」と納得していたよ。
奥田 昨年は5月のヴィクトリアM以来でしたが、今年は3月の高松宮記念以来。間隔がより空いた分の影響は大丈夫ですか?
松田 入厩時期も考えながら気候や体調を見極めつつ、牧場の方で負荷をかけてもらっていたとのこと。結果的には栗東→函館→札幌の調整、移動も昨年と一緒で、不安材料は見当たらないかな。年齢を重ねて心身ともに成長してそうで「中間の過程としては、去年は8割の仕上がり。今年もそのくらいの仕上がり」と師は言うけど、力上位のここなら十分だと思うね。
奥田 昨年もそれでいて完勝でしたもんね…。こちら函館組からは“超”の付く洋芝巧者モリノドリームの感触が特にいいです。ウッドコースで5ハロン70秒5-12秒1。先行したシュバルツクーゲル(3歳3勝クラス)と併入でしたが、手応えでは圧倒していました。千島助手も「輸送もあるので速くならないようにだったけど、良かったと思う。隣(併走馬)で見ていて並ぶ時もスッと反応が良く、やるごとに体も締まってきた」とうなずいていました。
松田 洋芝では函館3勝、札幌2勝で5戦5勝。確かにすごいけど、その秘密は聞いた?
奥田 普段の様子は変わらないそうですが、レースで結果が出ているので「水が合うという感じかな」と同助手も不思議そうでした。無理のないローテで、体も徐々にしっかりしてきているとのことで、3勝クラスで負かした馬(ドロップオブライト)が重賞を勝ったことからも力は通用すると思います!
松田 なるほど。奥田君も普段の感じより生き生きしてる気が…。
奥田 北海道は水も食べ物もおいしいです!