【デスク便り】気になるコンティニュアスの進路…愛チャン?愛セントレジャー?フォワ賞?

今週末は愛チャンピオンS(写真は加工)

台風の進路というのは、子どもの頃からなんとなく「西から東へ」「南から北へ」というイメージを持っていましたが、最近はどんな動きをするのか、さっぱりわかんなくなってきたような…。

9月に入り、今週末はアイルランドで土日に「アイリッシュチャンピオンズウィークエンド」、英国では土曜に“最古のクラシック”英セントレジャーがあって、日曜にはフランスのパリロンシャン競馬場でアークトライアルデー(ヴェルメイユ賞、ニエル賞、フォワ賞)があります。

明日(木曜朝)の紙面が先ほど完成し、ひと息ついたところで、昨日時点で12頭まで出走予定馬が絞られた「愛チャンピオンSの出走箱」が手元に届きました。シンエンペラーを含めた12頭。まず、なによりもシンエンペラーが無事にレースに出走し、無事にレースを終えてほしい、という気持ちになります。

各馬を見ていて、やはり気になるのは、エイダン・オブライエン厩舎の陣容。現時点で5頭が名前を残していて、主戦ジョッキーのライアン・ムーア騎手はおそらく連覇がかかるディープインパクト産駒オーギュストロダンに騎乗するだろう、とのことですが…。

かつては“愛チャンピオンSとの掛け持ち”が普通だった同日の英セントレジャーの方にウェイン・ローダン騎手が向かい、英セントレジャーの方も有力馬3頭出しがあり得る状況で、エイダン・オブライエン師はどのような騎手起用をしてくるのでしょうか。

土曜にレパーズタウンで愛チャンピオンSがあって、日曜にはカラで愛セントレジャー(古馬に開放)があります。昨年の英セントレジャー覇者で日本生まれのハーツクライ産駒コンティニュアス(牡4)はその両方に登録。可能性は低い気がしますが、登録のある愛チャンピオンSに出てくるのか、翌日の愛セントレジャーに出てくるのか。愛チャンピオンSは同じ厩舎のオーギュストロダン、ルクセンブルク、ロスアンゼルスがいるし、愛セントレジャーには同じく同厩舎で大、大、大本命のキプリオスがいるし…。

一番有力だと思われるのが、日本の競馬ファンにもなじみの深い、アークトライアルの1つ、フォワ賞(G2、芝2400メートル、15日=パリロンシャン)への出走です。こちら、現時点で、登録を行っているのが…、わずか“5頭”です。ザリア、フィードザフレーム、イレジン、セイクリッドスピリットのフランス調教馬4頭に、アイルランドの調教馬のコンティニュアスという5頭。

賞金は愛セントレジャーより低く、愛チャンピオンSとは比べものにならないのですが…。フォワ賞といえば、99年エルコンドルパサー、12年、13年オルフェーヴル、21年ディープボンドで日本調教馬が過去4勝しているレースで、同じコースで3週間後に行われる凱旋門賞の大事なステップ競走です。

コンティニュアスの進路はどうなるのか。馬の体調や馬場状態を見極め、直前まで出否を検討する陣営です。その決断に注目です。【競馬デスク@大阪中之島】