G1馬の加速力レガレイラ&本格化クイーンズウォーク 東西の主役候補をプッシュ/ローズS

坂路を馬なりで駆け上がるクイーンズウォーク

<追い斬り激論:ローズS>

秋華賞トライアル、ローズS(G2、芝2000メートル、15日=中京、3着まで優先出走権)の最終追い切りが11日、東西トレセンで行われた。恒例の「追い斬り激論」は、東西の主役候補をピックアップ。東京の舟元祐二記者はレガレイラ(木村)をプッシュ。対する大阪の岡本光男記者は素質馬のクイーンズウォーク(中内田)の本格化に期待をかけた。

   ◇   ◇   ◇   

舟元 岡本さんとは函館スプリントSで一緒に仕事して以来ですね。函館出張は初めてだったけど、すごく好きになりました。でも、東京に帰ってからが暑くて…。新潟も酷暑でした。

岡本 中京もすごく暑かった。まだ、暑いけど、秋G1のトライアルが続く時期。しっかり当てていこう。ローズSで注目のレガレイラはどう?

舟元 美浦ウッドで外フレッチア、内ヒップホップソウル(ともに古馬オープン)との3頭併せで、時計は5ハロン67秒9-11秒3。気合の入った走りで、馬なりのまま加速した脚はさすがでした。太田助手は「気持ちがお姉さんになってきて、落ち着きが多少見られる。状態も週ごとに上がってきた」と成長を感じ取っていましたよ。

岡本 昨年暮れのホープフルSで牡馬を撃破して、今春は皐月賞6着、ダービー5着。それぞれ1番人気、2番人気だったことを思えば少し物足りなかった。

舟元 牡馬に交じってよく頑張りましたよ。どちらもラスト3ハロンはメンバー最速(皐月賞は最速タイ)。能力はかなり高いと思います。

岡本 ただ、ゲートが課題かな。追い込み一辺倒では展開に左右される。

舟元 デビューから一貫して、牡馬と戦ってきた馬だから、牝馬同士では負けられないというプライドがあります。体を大きく見せて順調に成長もしている印象です。ところで、クイーンズウォークはどうですか。

岡本 坂路で4ハロン55秒1と軽めだったけど、1週前は川田騎手が乗ってCウッドで6ハロン81秒1-11秒1としっかり追われた。最後の1ハロンだけでロードプレジール(古馬3勝クラス)を2馬身半突き放しており、よく切れたね。松岡助手は「春より心身とも成長して、川田騎手はすごくいいと言っていた」と喜んでいた。

舟元 春は桜花賞8着、オークス4着とこれも少し物足りない印象でした。

岡本 陣営も「すごく悔しい思いをした」(松岡助手)と。その分、秋に巻き返してくると思うよ。舟元君は、夏は単勝しか当たらず悔しい思いをしたそうやね。秋は雪辱せんとあかんな。

舟元 いえ、もともと僕は単複勝負なんですよ(笑い)。

岡本 なんや、もうかってるんかい!