出走14頭中、キズナ産駒が7頭を占めて注目を集めた今年の神戸新聞杯。関係者からは「キズナ新聞杯やね」という声も聞かれたが、結果は、ゴールドシップ産駒のメイショウタバルが勝利を収めた。
ただ、2着ジューンテイク、3着ショウナンラプンタ、4着オールセインツは、いずれもキズナ産駒だった。
ゴールドシップとキズナ。2009年生まれで、12年皐月賞、菊花賞のクラシック2冠を制したゴールドシップ。2010年生まれで13年ダービーを制したキズナ。今でも競馬ファンの間で人気が高い両馬は、現役時代に2度直接対決している。
初対決は14年天皇賞・春。フェノーメノが連覇を飾ったレースで、キズナは1番人気で4着、ゴールドシップは2番人気で7着だった。
2度目の対決は、翌15年の天皇賞・春。2番人気のゴールドシップが勝利し、2年連続1番人気のキズナは7着に敗れた。
くしくも2度のG1で、1、2番人気馬として対戦して1勝1敗…。
それから9年以上の歳月が流れ、ともに種牡馬となり、産駒が活躍中だ。今年の菊花賞では、ゴールドシップ産駒メイショウタバルが、キズナ産駒を返り討ちにするのか。「産駒最強世代」と言われる現3歳のキズナ産駒が逆襲するのか。はたまた、違う種牡馬の産駒が牡馬クラシック最後の栄冠を手にするのか-。淀の決戦を楽しみに待ちたい。
ちなみに、過去の菊花賞では、キズナ産駒は6頭が出走して20年ディープボンドと23年リビアングラスの4着が最高着順。ゴールドシップ産駒は3頭が出走して20年ブラックホールの5着が最上位。ともに、産駒は1頭も馬券に絡んでいない。秋の夜長は、悩ましくなりそうだ。
おっと、その前に、秋G1開幕戦のスプリンターズSを頑張って当てなければ…。
【競馬デスク@大阪中之島】