11月2日に米国西海岸のデルマー競馬場で行われるG1ブリーダーズC(以下BC)クラシック(ダート2000メートル)参戦を視野に入れるウシュバテソーロ(牡7、高木、父オルフェーヴル)とデルマソトガケ(牡4、音無、父マインドユアビスケッツ)がぶつかる25日のJpn2日本テレビ盃(ダート1800メートル、船橋)には米国からも熱い視線が送られています。
2頭は3月30日のG1ドバイワールドC以来、約半年ぶりの実戦。昨年のBCクラシックで2着したデルマソトガケが日本で走るのは一昨年12月のJpn1全日本2歳優駿(優勝)以来です。
英国のブックメーカー各社によるBCクラシック前売り人気は、英ダービー優勝から芝のG1を3連勝で臨むシティオブトロイ(牡3、父ジャスティファイ)が3・0倍から3・75倍の1番人気。好メンバーがそろった“真夏のダービー”G1トラヴァーズS(ダート2000メートル、サラトガ)を制して地元代表の座を勝ち取ったフィアースネス(牡3、父シティオブライト)が4・33倍から6・0倍の2番人気、そして、5月のG1ケンタッキーダービー(3着)以来の実戦となる10月2日(水)のJpn1ジャパンダートクラシック(ダート2000メートル、大井)を経て渡米予定のフォーエバーヤング(牡3、矢作、父リアルスティール)が6・0倍から9・0倍の3番人気。これにケンタッキーダービー2着、トラヴァーズS3着のシエラレオーネ(牡3、父ガンランナー)や日本テレビ盃から向かう2頭が有力候補として本番を迎えるものとみられています。
シンエンペラーが挑む来月6日(日)のG1凱旋門賞、複数の日本馬の遠征が計画されているオーストラリアのスプリングカーニバル、そして米国のBCと、この秋も世界中で日本馬の活躍が見られそうです。【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)