ジャパンCで引退へ…オーギュストロダンは「サドラーズウェルズ、ガリレオと肩を並べる馬だ」

オーギュストロダンの引退、種牡馬入りを伝えるクールモアスタッドのホームページ

オーギュストロダン(牡4、A・オブライエン)がジャパンC(G1、芝2400メートル、11月24日=東京)をラストランに現役を引退し、アイルランドのクールモアスタッドで種牡馬入りすることが27日、同スタッドから発表された。

クールモアのマイケル・ヴィンセント・マグナ-氏は「オーギュストロダンは最高の馬だけが持っている品格、スピード、血統を兼ね備えた、並外れた競走馬であり、種牡馬としても将来有望です。私たちにとって、とてもスペシャルな馬で、私たちがこれまでにけい養してきたサドラーズウェルズ、ガリレオ、モンジュー、カーリアン。キャメロットなど、最高の中距離馬と肩を並べる馬だと信じています。体格も目を見張るほど素晴らしく、クオリティも動きも抜群なので、私たちは2028年に初年度産駒をバリードイル(私設調教場)へ迎えるのが待ち切れないです。私たちは彼が輝かしい足跡をたどる最高の機会を得られるように全力を尽くします」とコメントしている。

オーギュストロダンは父がディープインパクト、母が16年フィリーズマイル、17年オペラ賞、18年ロッキンジSでG1・3勝を挙げたロードデンドロン(父ガリレオ)という血統。母の全妹マジカルは愛チャンピオンS連覇などG1・7勝を挙げた名牝で、祖母ハーフウェイトゥヘヴンもG1・3勝の活躍馬になる。母ロードデンドロンが日本へ送られ、ディープインパクトと交配され、20年に誕生している。

19年に17歳でこの世を去ったディープインパクトの産駒最終世代(ラストクロップ)の1頭。2歳時にフューチュリティトロフィーでG1初制覇を果たし、3歳時は英ダービー、愛ダービーを制し、秋には愛チャンピオンS、米国のBCターフを勝った。昨年のBCターフ後にもさまざまな形で種牡馬入りの可能性が伝えられていたが、現役を続行。今年は始動戦のドバイシーマCで12着、続くタタソールズゴールドCも2着に敗れたが、プリンスオブウェールズSでG1・6勝目を挙げた。7月のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSは5着、連覇がかかった前走の愛チャンピオンSは2着。陣営は秋の最大目標にジャパンCを公言してきたが、今回、ジャパンCがラストランとなること、2025年の種牡馬入りが正式に発表されたことになる。